はじめての換気扇掃除をしながら、お掃除上手になる斬新な方法!その①

 クリスマスも終わると、今度は大掃除のシーズンですね。忘年会におせち作りにとやることいっぱいあるのに、普段やらない場所まで一括お掃除するなんて、日本のお母さんたちは働き者ですね。ってもちろん、新年を気持ちよく迎えるための大がかりお掃除なのですが。

 というわけで、今回は羽付き換気扇のある家に住んだことがなく(大人になってから)、お掃除のやり方もわからないわたしが一念発起!汚れた換気扇を、できるだけ簡単にきれいにトライした様子をご報告します!

換気扇カバーをつけておかなかった悲劇

 引っ越し当初、羽根つき換気扇をみたときに思ったのが、あれ?カバーつけるとこないんだ?でした。

 いやいやいや、ほんとはあったんです。なんでも、下のねじを緩めて、受け皿みたいのをとると、そこに設置できたらしいのですが、そんなこととはつゆ知らず。気が付けば、油汚れにホコリがついて、な、なんか羽根のエッジがファーみたいになってるんですけど。うわーあるまじき事態です!

 しかも、なんか外のにおいが逆流してキッチンに入ってきているような。どうにかしなければ!

 というわけで、まずはカバー購入。

ピンクの換気扇カバー

 換気扇カバーといえば、鍋焼きうどんのアルミみたいな枠に、不織布がついてるイメージなんですが、100均で見かけたこちら!

なんとピンクですよお嬢様!

 サイズが合うか微妙でしたが、以前スルーしたらピンクは無くなっちゃってたので、ここぞとばかりに買ってしまいました。合わなかったらどうするんだ……と思いつつ。

 次に、後ほど述べますが、大掃除するところはいっぱいあるので、今回は「一気にやって疲れてしまわない」をテーマに掲げました。なので、なにかのついで少しきれいにするくらいの気持ちでこんなことを。

油汚れは油で取る!

 本来の換気扇掃除は、椅子を使って、高い場所から羽根を取り外し、シンクに重曹や洗剤をいれたビニール袋などを用意し、羽根を漬け込んできれいにする!とかいう工程を踏むらしいのです。しかし!今日は他にもやりたいことが、そんなにがっつりやれない!

 と、ふと思い出したのが、何かで読んだ「油汚れは油でとれる」の一文。

ほんとかいな?

 まあ、たしかにメイクはオイルで落としたりしますね。一方で油汚れを水に濡らした雑巾でふき取っても、なかなかきれいになりません。ということは。親和性がありそうなオイル同士で進撃して、その後油分をきれいにふき取れば問題なさそう!

 ということで、ビニール袋に入れた少量のサラダ油とキッチンペーパーを用意しました。

ちなみにお掃除グッズはこちら

〇サラダ油

〇キッチンペーパー

〇使い捨て手袋(100均の透明なやつ)

〇仕上げ用キッチン用おそうじシート(100均のセスキエキス入りのもの)

〇ゴミ入れ用袋

〇新聞紙1枚(換気扇下のガスコンロの上に敷く)

にエプロンで、家に常備してるものばかり。服も一応汚れてもいいやつに。

 さらに、本日の天気は雨模様。湿気があるほうが、晴れてる日より汚れがとれやすいのではないかと。

面白いほどよく……とれた!

 それでは早速手袋をはめ、換気扇下に汚れ受け用の新聞を敷きましょう。

 そして、四つ折りしたキッチンペーパーに、ビニールに入れた油をなじませ、とりあえず換気扇の外枠をふいてみました。

 かなりホコリがくっついて、汚くなってる汚れが、

なんだこれ!

するするとれます!

気持ちいいくらいにとれます!☆☆☆

 ちなみに、お掃除シートでふいてみると、成分相性が悪いのか、なんかつっかかるようで気持ちよくはとれません。汚れがこびりついてるから、力もいるかも。

 それなのに、油をつけただけの、洗剤すら使ってないキッチンペーパーが、するするとホコリ油汚れを吸い取った結果、

どうでしょう?この外枠と羽根の白さ!

※以下、お見苦しい部分はご了承くださいませ。

 恥ずかしながら、内側の黒い部分が、換気扇全体を覆っていたんです。この白黒コントラスト、わかります?

 うわー。汚れは見たくないけど、きれいになるとこは見たい!

 羽根も取って全部ふきたい!という衝動にかられ、枠のねじに手を伸ばしたのですが、どうやらドライバーがないととれない模様。

 なので、

大胆にも、今日はここまで宣言!です。

 ええー!?って思うと思いますが、たしか、おそうじ本によると、「まだやりたい気持ちがあるうちにやめるの」のが上手になるコツだったはず。

 それでも、きれいになった気分のよさは抜群に味わって、モチベーションが上がっています!そんでもって、次はこうしたい!の欲がでてきている!!これはいい!

 とはいえ、油分がそのままではまたホコリがついちゃうので、本日の仕上げにお掃除シートでふき取ります。うん、きゅきゅっとふきとれます。

 ついでにレンジフードの内側もシートで拭いてみますが、つっかかりますね。重曹水ならよさそうだけど、アルミ素材には使えないとか。このレンジ素材はなんだろうな?

 何度か換気扇を回しては拭き、ホコリが落ちてこないか確認したら、今日のところはこれで終了!完璧を目指しませんので、疲れません!のでやる気も保ったまま!

 というわけで、一日目の換気扇ちょびっと掃除終了。作業は排水溝へと移るのでした。 換気扇掃除は後日にもつづく。

 ちなみに、その日寝るまでの間、換気扇を見るたびに、なんかきれいで気持ちいいなと嬉しくて、何度もにやけてしまいました。完璧にきれいになったわけじゃないにもかかわらず、この幸せ感はなんなんでしょう?

勤勉な日本人ときれい好きドイツ人から考える、大掃除と掃除本

 みなさん、大掃除は好きですか?

 大抵の人は、お掃除マニアでない限り、別に好きとかではない、と思うのではないでしょうか?

 じゃあ、きれいなお家は好きですか?

 これは全員、はいって答えますよね。

 つまり、きれいな家は好きだけど、そうするための大掃除は、大変だったり、汚かったり、やり方がわからなかったり、そもそも忙しかったりするため、あんまり「好きなこと」には入らないと思うんですが、どうでしょうか。

 「断捨離」が流行ったり、いろんなお掃除の先生がメディアに登場して人気を博しているのは、実は勤勉で働き者のはずの日本人が、なぜかお掃除だけは年に一度の大掃除、ですませてしまおうとしているからじゃないかなーと考えました(つか断捨離とお掃除、微妙にジャンルが違うのではと思いつつ)。

 大掃除は年神様を迎える準備ではじまったと思うのですが、そもそも、神様がいつ来てもいいように、普段からきれいにしておくのが当たり前だったら、断捨離も流行らなかったのでは?つまり、日本人て、お掃除苦手??

 ある書籍では、ドイツの人はきれい好きで、どんな家庭もキッチンはピカピカ!その秘訣は、いつもちょっとずつ掃除をしていて、完璧までいかなくと、普段からこざっぱりとさせているらしい。よって大掃除なるイベントもないとか。

 つまり、完璧さにはあまり比重を置かないほうが、結果的にしあわせなお掃除ができるってことなんですね。これは目からウロコです!

短時間、爽快感、のループ

 たしかにおそうじのコツって、「溜めて一気に」ではなく、「その日のうちにささっとキレイに」って書いてあることが多いような気がします。汚れもつきたてのほうが取れやすいと。

 さらに、「15分だけ掃除」などのように時間を区切ったり、トイレなど「小さいスペースからやって、達成感を感じる事」がうまくいきやすいと書いてありました。

 ふむふむ、「家事に終わりはない」と言いますが、完璧を目指せば無限にやることが広がり、終わりがなくなって疲れ切って、ああなんでうまくできないんだろう、なんて思ってしまったりも。

 でも、どんなにやる気があろうと、10分15分しかやらない!タイマーが鳴ったら終わり!と区切りをつけると、逆に今日はここまでできたから、明日はここをしたいな、と小さい課題を発見できます。

 そもそも、少しキレイになっているのを見ると、無性に気持ちがいいので、モチベーションも上がります。お掃除マニアさんは、これが楽しくてお掃除が好きなのかな?と思いました。

昔と今のお掃除の違い

 そして、おそうじメーカーダスキンさんによると、昔のお掃除と現代のお掃除は、いろんなことが違ってきているそうです。

 昔の日本家屋は木造で、お掃除方法も、ほうきではく、雑巾でふく、はたきではたく、とシンプルだったというんです。

 しかし、現在は家や家具も素材もいろいろ、汚れ物質もいろいろで、それに対応する洗剤や道具もたくさんあり、はるかに難しくなっているんだとか。

 たしかに、さんまは外で焼いていただろうし、お肉とかの油汚れは珍しかっただろうし……。

 昔からおばあちゃんたちがやってきた、「ただのお掃除」のはずなのに、なんだかうまくできないんだよなー。これはわたしに女子力がないせいなの?って思っていた方、なんだかほっとしてしまうのは、わたしだけじゃないはず。

大掃除はテスト対策と一緒

 ということを総括しますと、大掃除がうまくなるためには、期末テスト対策と一緒かも!ってこと。

 テストに出るとこを絞り(今日はお風呂!)

 課題を発見&練習問題(どうやればいいか検索)

 テストには制限時間がある(今日は10分で!)

 終了タイマーが鳴ったところが、できてもできなくても自分の実力!

 テスト結果が悔しかったら、また対策&練習!

 正解率が上がる(数をこなすほど上手くなる!)

ってことじゃん!

 これなら面倒な大掃除もできる気がする!

スケジュールはゴミ出し日と相談

 ついでに、年末年始はゴミ出し日が限られていたりするので、それに合わせたお掃除計画をたてるといいと思います。

 地方など、庭にゴミを置いておくスペースがあるとかならいいのですが、大雪が積もるとか、都会で狭かったりとなると、ゴミ出し日の前日に大掃除をして、出たゴミを翌日処分できると、すっきりすごせるはず。

 ここだけはやっときたいというところと、日にちを予定に組み込んでしまえば、30日あたりに一気に全部やっつけるより、きっとずっと効率的!

こんどは整頓の話。

 わたしは片付けが苦手なんですが、いろんなおそうじ情報を集めた結果、どうやら、「物が多く捨てられない」のと、「物の住所が決められない」からだ、と気づきました。

 物持ちなのに、押入れ状のクローゼットが小さいので、そもそも物が収まらないから、お部屋に出しっぱなしになっていたり。思い切って衣装ケースをクローゼットから出してみたところです。これから徐々にたんすの肥やしを処分するつもりです。

リサイクルは「今じゃないでしょ!」

 ちなみに初心者は、「もったいないからリサイクル」とかは考えないほうがいいらしいです。それは上級者のテクであり、持っていくまでそれをとっておく空間をどうするかとか、結局忘れるとか、結果とっ散らかることが多いらしいです(笑)。

 目的は物のリサイクルではなく、掃除とお片付けなので、まずはそっちに集中!なんですね。

 しかし、最近の流行りの長め丈の服。クローゼットにつっぱりをして、ハンガーでかける式に工夫してみても、押入れの段が邪魔になって、途中でつまづいてしまうぜ。スカートは素材的に折りたくないし。うーむ。

 という困難に立ち向かいながら、来年は理想のインテリアの、素敵なお部屋にしたいなーと思っています。

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