酒のいしはら

調布で旨い日本酒、洋酒が購入できる”酒のいしはら”さんのご紹介です。
グーグルマップにも載っていない位、マイナーなのに素晴らしい酒屋さんです。

酒のいしはらさんの情報
酒のいしはらさんについて

酒のいしはらさんの情報

HP：無
営業時間：不明～20時
定休日：水曜日
最寄り駅：調布
住所：不明

酒のいしはらさんについて

まずはこの、お店の目印となるストリートビューの写真をご覧ください。

お店の唯一の目印は、この大通りから見える『サントリーローヤル』と書かれた看板の下に小さく記載がある『コノオク』という案内だけです。
よーく拡大してみてください。見えるでしょ？

調布に越してきてから、この通りを歩く事が多く、その度に目にした看板だったのですが、看板の下から奥を覗いてみても酒屋さんらしき建物は無く、ただ駐車場が広がっているだけで、初めて伺うまでは、看板のレトロさに失礼ながら昔に潰れてしまったお店の名残だと思っていました。

ところが先日、昼休みに何となく『コノオク』が気になり、30メートル程『コノオク』に進んでみて右側を見てみると、本当に酒屋さんがあったのです！

その時は時間が無かったので引き返したのですが、グーグルマップにも載っていない事を確認すると、財宝を発見した冒険家のようにワクワクが止まらなくなり、何としてもその日に伺う決意をしました。

即日訪問レポート

さっさと適当に仕事を切り上げ、その日に同僚と2人で伺うことが出来ました。
品揃えは日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキー、その他中国の紹興酒や良くわからない酒が所狭しと置かれています。

なんというか、骨董品屋さんに来たのと同じ印象です。絶対掘り出し物とかある雰囲気です。

店主にお話しを伺うと、何と3代目とのこと。
代々ずっと調布で営業しておられるそうで、最近は腰も悪くなり、商売っ気が無くなり、この目立たない場所（店主談）で続けられているそうです。

一人で切り盛りされており、昼間は配達で出ているため、伺うなら夕方4時以降がありがたいとの事です。

店主の気前の良さに脱帽

こちらの店主、ものすごく気前がいい人で、私が無類の酒好きと知ると、何種類も試飲させてくれて、終いには未開封の商品まで開ける大盤振る舞い！
極め付けは、店主が何やら金庫らしきところから取り出した、『バランタイン 30年』

このお酒、なんと定価72,000円の超々高級酒です。

パッと見は普通ですが、栓がコルクになっていて、定価72,000円

中身が減っていたので、「これ絶対店主が、閉店後に毎日チビチビと楽しみでやってるヤツじゃん」と思い、申し訳無いなぁとも思ったのですが、飲ませてくれるという事で、連れの同僚とありがたく戴き、感無量の味わいを楽しみました。

ウィスキーらしからぬまろやかさと、いつまでも続く余韻が印象的でした。

品揃えについて

日本酒も一部は大きな冷蔵個で管理されており、海外のビールも売られているのですが、何よりウィスキーの品揃えが圧巻で、贈り物で洋酒を探したい時には重宝すると思いました。

またそれ以上に、店主が昔凝っていたというワインがこれまた凄くて、埃を被った瓶が大量にストックされているのですが、安いものだと2,000円から、高いモノだと20年物、30年物のワインが20,000円とか50,000円とか、ちょっと違う世界なのですが、店主曰く「その当時の値段のまま」という事なので、もしかしたら掘り出し物があるのかもしれません。

下記のワインは、後日伺い、予算2,000円と伝えたのに、本当に商売っ気が無いのか1,500円で薦められたものです。