僕がいくら日本酒が好きだ好きだと言って、仕事中も今夜の晩酌の事ばかり考えていたとしても、それは旨い日本酒に限っての話で、コンビニでお酒を買う時は、鮮度や保存状態の事も考慮すると、どうしても清酒を買う気になれません。
コンビニでお酒を買うときに考えていること
ビールは飲まないので、候補はワインか焼酎となりますが、ワインも日本酒と同じ醸造酒なので、環境の影響はモロに受けるているはずです。
従って消去法で焼酎が残るのですが、我が家の近くのローソンには
“銀座のすずめ 秘蔵の一滴”
という、とても旨い麦焼酎が置いてあります。
この”銀座のすずめ 秘蔵の一滴”は、どうやらローソンで主に販売しているらしく、友人である蔵元の営業の方にお話を伺ったところ、蔵元の社長さんとローソンの重役の方が知り合いらしく、その繋がりでローソンで”銀座のすずめ 秘蔵の一滴”が販売されているとのことです。
なのでセブンイレブンやファミリーマートには置いていないので、ややレアなお酒ともいえます。
裏のラベルの説明を見ると『高精麦焼酎』ということで、苦味、渋みの元になる麦の中心部分の筋を取り除いて原料として使用しており、日本酒の”吟醸造り”にも通じる概念を元に造り上げた本格焼酎とのことです。
麦臭さの無いフルーティな香りが心地よく、味わいはクセが無くすっきりしたタイプで、確かに少し吟醸酒に近い何かを感じます(清涼感というか、そんな感じのものです)。ロック、お湯割りいずれも美味しく飲めて、これでお値段1本1,000円と言う点を考慮しても、コンビニで買える焼酎としては非常にレベルの高い商品だと思います。
僕がどれくらいこの焼酎が好きかと言うと・・・
2週間でざっとこんなものですね。これでも一部ですが。というか、瓶捨てろよという感じですが。
コンビニで買える酒を、日本酒、ワイン、銀座のすずめに分け、容量とアルコール分、味わいで評価した場合、かなりざっくりですが、下記の様になります。
値段 | アルコール 度数 |
容量 | 味わい (味覚評価) |
アルコール15度に 統一した場合の容量 |
満足度 (味わい×量÷値段×15度換算容量) |
|
日本酒 | 1,000 | 15 | 720 | 2.0 | 720 | 1,037 |
すずめ | 1,000 | 25 | 720 | 2.7 | 1,200 | 2,333 |
ワイン | 700 | 12 | 750 | 2.3 | 600 | 1,479 |
※日本酒、ワインは銘柄指定無し。大体の平均値です。
旨い酒をどれくらい多く飲めるかという視点であるため、わざわざアルコール度数を15度に統一している点に注目。この場合、缶ビールは値段に対してアルコールが低すぎるため、例え味わいが3点でも、満足度で見ると800点前後がいいところです。
これを見てもらうと、銀座のすずめが断トツで満足度が高いことが分かります。
ポイントは、自分は焼酎をほぼお湯割りで飲むため、アルコール度数は10度くらいまで下がるので、実際の飲酒容量はさらに多くなります。この、お湯割りや水割りが出来る点は、日本酒やワイン等の醸造酒にはない楽しみ方でなので、ウィスキーや焼酎等の蒸留酒の長所ともいえます。
また、蒸留酒は醸造酒と異なり環境変化にも強く、そのため、コンビニ等の陳列棚に置いてあっても、品質劣化は醸造酒程ではないため、好きな銘柄の焼酎やウィスキーであれば、殆ど同じ味わいが期待できます。
もちろん、上記の表は僕の感覚値(特に味わいの点数)で結果が大きく変わるもので、またコンビニに置いてある日本酒が全部が全部まずいと言っているわけではありません。
ただ、環境による品質変化を考えた場合、コンビニで酒類を購入するなら、焼酎、ウィスキーなどの蒸留酒がおススメなのは間違いありません。
と、話が逸れてしまいましたが、近くにローソンがある方は、是非銀座のすずめを一度飲んでみてください。本当に美味しいですよ。
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