おせち料理の中でも人気のある料理といえば、伊達巻き。
本来は魚のすり身を使うものですが、お手軽においしくできるのが
はんぺんを使った方法です。
道具をそろえていなかったため、今回見た目は適当になってしまいましたが
味は◎保証します!
ポイントはふたをして弱火でじっくり火を通すこと。砂糖が入っているので、
焦げやすいんです。
フライ返しかヘラや、大き目のフタ、アルミがあると便利です。
そして、より美しく作りたい方は「まきす」と、13×18センチの四角いフライパン
(卵焼き用)をご用意ください。
けっこう簡単!はんぺん伊達巻きの作り方
それでは材料をどうぞ。
・卵……4個
・はんぺん……1枚
・砂糖(今回は三温糖)……大さじ4
・だし……大さじ3分(表示通りに溶かした、顆粒だしやハイミーでよし)
・みりん……大さじ1
・塩……適量
①はんぺんを準備します。
まずは、はんぺんをすり身状態にします。
フードプロセッサーがあるかたはそれを利用して、ない方は裏技を
使いましょう。
1 袋のままか、別の丈夫なビニールにはんぺんをうつして、
その上から、なんということでしょう。手でつぶしてしまうんです。
麺棒でたたいてもいいし、グーで押したりするのも可。すっかりつぶせたほうが
きれいではありますが、小さめのかたまりになってても平気です。
こんなもんでもオケ。
②卵液を作ります。
1 たまごは泡立たせないことが大事です。
ボウルに4個割りいれて、カラザをとったら、
菜ばしを縦にもって、手前から向こうへかいてく感じ?で
少し卵をときます。
2 砂糖を入れて、溶かしながら、白身をくずす気持ちで混ぜましょう。
3 塩とみりんも入れてまぜたら、味をみて完成。
甘さが引き立つように、塩みも少し感じるくらいに入れるとおいしいかも。
③ふたをして20~30分焼きます
今回は20cmの普通のフライパンでつくります。
1 フライパンを熱々に熱して油を入れたら、多い分はキッチンペーパーで
取り除きましょう。
鍋が熱すぎる感じがしたら、ホットケーキの要領で、ぬらしたふきんに
フライパンをのせ、熱をとってもいいかも。再び火にかけ調整。
2 そこへ卵液を、、もう一度かきまぜてから投入します。
火はすぐに弱火に。長く焼くので、強火だと焦げます。
3ふたをして、20~30分焼きましょう。
途中のぞいてみるのも大事です。ヘラなどで底をめくって焦げチェック
しましょう。やばそうだったら、一度火を止めるとか、対策をします。
また、ふたをとって、表面が乾いてくるまで焼いても。
④ひっくり返して裏面も焼こ
1 卵が焼けて弾力がついていたら、ふた、もしくは大皿の上に一度
取り出します。
もうちょい乾かしたいけど、裏が裏なものでこのへんで。
2 そのまま生焼けのほうにフライパンをかぶせて、ひっくり返します。
3 きれいな焼き色?を見ながら、裏面を焼きます。
やや強火で3、4分、ヘラで上から押しながら。
ちょっと黒そうだけど、食べてみると焦げた味はしなかったので
セーフです。でも、もうすこし明るい焦げ色を目指してくださいませ。
⑤ついに巻きますよ!
1 ④をアルミ箔をしいた、まな板の上にのせます。
(最初に焼き目をつけた茶色いほうを、外側にします)
ちょっとこげた……。ので、ナイフで取り除きました。
2 手前に1センチ間隔で「浅く」横に切込みを入れましょう。数本でOK。
これで巻きやすくなります。
3 あとはそのままくるくると、手前から巻いていきます。
崩れないよう輪ゴムなどで固定して、そのまま10分ほどおくと形がつきます。
4 巻きすがある方は、ここでいったんほどき、卵をしっかりと巻き込んで、
冷めるまで待ちます。
好みの厚さに切って、完成です。
んー、厚かったせいか、見通しの良い伊達巻になってしまった。
けど、できたてでも冷えても美味しい!
けっこう簡単なので、お正月じゃなくても作ってしまいそうです(太るよ)。
便利な使いまわしお正月メモ
お正月のご馳走、いろんな食材を使いますから、二人暮らしくらいだと
材料があまってしまうことも。そこで、節約もかねた便利な
使いまわし術をメモしてみました。
・栗きんとん用のさつまいもの皮と、きんぴらごぼうのにんじんの皮 ⇒年越しそばの海老天調理時に、粉をまぶしてからかき揚げに。
・海老天用のエビが多かったら(パック売りが多いですから) ⇒中華のお正月風!華やかなエビチリに。
・北海道の定番、焼き鮭がしょっぱかったら ⇒ほぐしてから、お雑煮用の三つ葉と混ぜご飯に。
まあ、ご馳走尽くめなので、新たに作る気はおこらないかもしれませんが。
ちなみに、我が家の栗きんとんには、バターも入れます。それだけで
一気にスイートポテト味!
毎回売れ行きがよいので、2回は作ることになります。
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