美しく華やか、素晴らしい芳香を持つ薔薇は、贈り物や絵画、化粧品にも使われる
美の象徴!女性なら好きな方も多いのではないでしょうか?
また、カメラや写真が好きだったり、緑の自然の中を散策したりするのが好きだった
り、趣味が園芸という男性やカップルにも、今回ぜひおすすめしたいイベントがあるんです。
綺麗になれそう!春の薔薇フェスタへ行こっ?
それは、東京都調布市にある、神代植物公園の”春のバラフェスタ”!
48万平方メートルというの広い公園内、美しく整備された噴水と青空とガラス張り大温室(にリニューアルオープンしたばかり)をバックに咲き乱れる5600株の大輪の薔薇は、まさに圧巻の一言!
素敵な噴水を囲むように薔薇が咲き乱れているんです。
しかも、園芸好きの方ならよくおわかりかと思いますが、大変よく手入れされているようで、よく悩まされがちな病害虫の被害も見られず、堂々たる薔薇のつやつやとした葉に感動している方もあり。
もちろん、花の周りを蜂が飛び交って危ないなんてこともありませんしね。作業着姿の庭師?さんが、もくもくと作業してくれています。
ただただ無心に鑑賞し、なんなら好みの薔薇をフレームに収め、その芳香にうっとりすることができるのです!
訪れた日は快晴で、平日とはいえかなりの来園者が(特にカメラ持ちや人生の先輩方)がおりました。が、混雑すぎて道を進めない、なんてことはありません。
種類ごとにネームプレートを掲げられた薔薇が延々と(1キロ四方はあるでしょうか)続くので、シャッターチャンスに満足した方々は、次の美女ならぬ薔薇にむかって蜂のごとく飛び去っていく。
またはこちらが、他に興味を惹かれて飛び立ってしまうんです。
中には、車いすで鑑賞されてる老婦人もいらっしゃったほど。たしかに、道は整備されて広さもありましたから、人にも優しい公園なのかもしれません。
絵本や映画で見たことがあるような薔薇のアーチや小部屋のようなガーデンドーム、素敵です。
壁面をイメージさせる白いフェンスにからませたつる薔薇もあり、薔薇好きには夢のような世界です。
もちろん、鑑賞するだけではなく、家族やカップルで、SNSにアップしたくなる最高の写真が撮れるロケーションがそろっていました。
今回一番感激したのは、こちらの薔薇。
ブルームーンです。
この青みがかった紫の薔薇、わたしが小学生の頃、モデルのりょうさんがおすすめしていた草土出版の「花図鑑」で見て、こんな色のがあるんだー!と感動した記憶があるんですが、今回、思いがけずその本物を初めて見ることができました!
ブルームーンて、けっこう大きい花だったんだな、というのが最初の印象です。ほんとにきれいで二回も見にきてしまいました。
実は青い薔薇というのは近年サントリーが開発するまで、ずっと作ることができない色だったのです。それで、その青に近い紫のブルームーンは、やはり、庭園内でも目を引きます。
つるバラタイプも。
ちなみに図鑑はこちら。
中の写真がきれいなんです。ただの説明的な写真とはちょっと違って。
薔薇フォーカスのもあるんですね。
かわいかったのは、フェンスの小ぶりのこちら。
◇マダムピエールオジュ
ピンクがかわいい💛将来、家の壁に欲しい💛
著名人な薔薇たち
さて、薔薇には、王女様や有名人の名前がついたものもあるんですよ。
まずはモナコ王妃の名前を冠したこちら。
モナコ公国の王妃とは、つまり女優グレース・ケリーのことですね。
美しい……。
近年ニコール・キッドマン主演で映画化されて知った方もおられるでしょう。今は亡き、美貌の王妃に捧げられた薔薇です。
最近は、シンデレストーリーを叶え、二児のママとなった英国のキャサリン妃が有名ですが、「プリンセス」は女の子が一度は憧れる存在。
そんな「プリンセス」と「美の象徴の薔薇」の花のコラボは、やはり心惹かれてしまいます。文句なしの美しさです。
こちらはマリア・カラス。オペラ歌手ですね。
夕霧は源氏物語からでしょうか?
ファッションブランドの薔薇もありました。
まだつぼみでした。
チャイコフスキーも、曲を聴けばたしかにイメージは白。納得。
よい香りがしていました。
多様な薔薇たち
珍しい色としては、こんなチョコレート色系も。
空港? 大統領?
サラミ……?
新種のこんなオレンジや、
黄色は淡いのが好みです。
不思議の国のアリスで、トランプ兵たちが必死に赤く塗っていた薔薇はこれかな?
一口に薔薇といっても、本当に多種多様なんですね。
ちなみに、香りのある薔薇は、もともとはこういう一重咲きの種類(オールドローズと呼ばれる野生種)で、豪華な八重咲きで香りのあるものは品種改良で生まれていったものらしいですよ。
さて、園内入り口入ってすぐ左手は今年の受賞薔薇が並んでいて、さらに進むと休憩所もあります。売店では、薔薇のソフトクリームが250円でした。
薔薇園のすぐ近くにも、ちゃんと飲み物などの売店があり、こちらはどっかでみたことのあるような建物が。
温室近くのテントではたしか10本で1000円の切り薔薇や、雑貨も売っていました。
ポストカードをゲット。園オリジナルではないでしょうけど、記念に。
アクセスルートには「鬼太郎茶屋」も。
2016年は5月10日~29日まで、薔薇のかおりが最もよいのは朝なので、期間中特別に土日のみ朝8時から開園しています。
入場料は500円。調布駅からバスで10分ほど。神代植物公園前下車。広い道路を渡ってすぐです。
徒歩なら駅から35分ほどですが、坂道もあるし、公園内もけっこう歩きたくなるので、普段運動不足の方はご注意を。
ちなみに帰りのバスルートは、鬼太郎茶屋でおなじみの深大寺にも止まります。
朝早く薔薇を堪能したら、昼過ぎに鬼太郎茶屋を探検して目玉の親父のぜんざいやぬりかべおでんを食べたり、鬼太郎グッズを見るのも楽しいかも。
ちなみに、殿様?への献上品として有名な深大寺そばは、基本的にそば粉の割合が少なく白っぽい二八蕎麦です。上品ですが、黒いお蕎麦好きのわたしには、物足りなかったかな?(笑)。
なにはともあれ、このあたりは、一日たっぷり楽しめるエリアなのでした。
こちらも花ぶりが立派なのがたくさん!6月にはアジサイもお目見えするようです。
また、秋にも薔薇は咲くはずですので、季節によって本当にいろいろ楽しめそう、これは年間パス買っちゃうかも?と大満足の薔薇フェスタでした。
ただいま画像アップに格闘中……随時更新していきますので、たまに寄ってみてくださいね☆彡
コメント