さて今回も行ってきました。東京蚤の市!
普段は競輪マニアのおじさんしか来ない?東京オーヴァル京王閣が、今日は女性や若者でいっぱい!雨が降っても盛り上がっています。
なんと今回で10回目だそう。2016年11月19&20日の朝から夕方まで、週末二日間開催です。
蚤の市で遊ぼう
今回は「ポーカーフェイス、敗れたり」というテーマでチラシやオブジェがつくられていて、入場券もこんなトランプです。
入場料は500円(たしか各日)。小学生以下は無料。
払うと、場内の地図も一緒にくれるのですが、店舗リストが多すぎるよー。そのため、まあ道なりに。
昼過ぎに行ってみましたが、もう帰るお客さんがそれなりにいるにもかかわらず、入ってすぐの通りは、ぎゅうぎゅうのごった返し。進むのが大変なくらいでした。もちろん地図なんて広げられません!
とはいえ、中ほどにいけば余裕が。
会場内にあるトランプオブジェは、顔を入れて撮影できるようになっていて、その写真をスタッフに見せると、プレゼントがもらえるんだとか!
価値あるアンティークには予算も必要!
いろいろ見た中で、やはり思ったのが、かわいいものには予算がいるわ!ってこと。
フリーマーケットのような感覚で行くと、ちょっと違うみたいです(笑)。
キッチンアイテム
「東京北欧市」のすてきな色合いの北欧のお皿は、1780円。オーブン皿は2450円。お鍋に至っては6800円。グレーや紺で素敵だったけど……。でもほんとに、デザインが素敵で、インスタグラムで映えそうな商品ばかりでした。
さらにアンティークらしきお皿。小鳥と植物の描かれたブランドっぽいもので一枚8000円。ふわー。手が出ません。
新年に使う陶器製のフェーブ(フランスなどでクリームパイ等に、ラッキーチャームとして1つだけ入れて焼くお守り。当たればラッキー♪なのです。)なら、ひとつ100円。気に入った形があるかしら?
古書は絵本やおもちゃも
館内にある「Used Book」のフロアでは、洋書ムーミンのUS版ハードカバー(すてきなイラストカバーで3500円!)や、布張りの古そうな―美貌の詩人オスカー・ワイルドの「ドリアングレイの肖像」つき詩集。裏表紙のイラストが、アールヌーヴォー風の流れる線と女神で、それだけできれいでした。
箱に入ったピーターラビットのすごろくは、駒がピーターらのフィギアになっていて、すっごい可愛かったなあ~!!
小さめのポスターや、ヨーロッパの家紋?のようなイラストもバラでおいてます。中には、雑誌MOEのバックナンバーもあったりして。
洋書の絵本に小さな親子連れが興味を示していたり(翻訳版もあり)。おしゃれ抱っこひものパパさんなんかも見かけました。
アクセサリー
ブローチも、素敵だなあって思うものは、最低2~3000円。一万越えもありますねえ。小さなビーズで組み立てた花やユニコーンペンダントとか。おしゃれさんやスタイリストさんとかのご用達なのではって感じがします。
お客さんは、やっぱり女性たちが興味しんしんです。
前回も見かけたペンダントトップのお店では、透明な丸の中に、ゴールドの星と月がついているものや、シェルの形のものなど、1500円から6000円くらいまで。中には、どれでも800円というお店もありました。
とはいえ、3個で100円!なんてカラフルな石のついた金の指輪(小指用)は、たて爪でプチプラで可愛かったり!
古着
お洋服も売っていますよ。
軍ものがあって、使いやすそうなスウェットやデニムパンツはもちろん、カーキファーのハーフ丈コートなんてのもありました。「ハチミツとクローバー」のはぐちゃんに似合いそうな革製の型押しショルダーバッグとか。
まるで、チューバッカか?と思うほど毛足の長いファーでできてるブーツとか、お花付き厚手カーデ、ベロアのものなど見ていて飽きません。
お値段は特にお安いというよりかは、これぞという逸品をそれだけの値段で!という感じな印象です。トレンドも意識しておいてある風なので、ふつうの古着屋さんというよりは、セレクトショップ的なおしゃれ感があります。
テディベアがいっぱい
今回よく目についたのが、いろんなテディベアたち。みんな年月を経た風貌ですが、顔つきはさまざま。服やコートを着ていたり、かわいくディスプレイされていて、写真を撮ってる女子もいました。
インテリアなアンティーク
緑がかった瓶とか、お屋敷にありそうな鹿の飾り角、モールディングの腰壁かな?ていう大型のものとか、本気の木馬(!)なんかもあったりして、インテリアや撮影で使えそうなお宝がざくざくしていましたよー。
ライブやショー、ワークショップに食べ物も
今回はあまり時間がなかったので、全部は見て回れませんでしたが、会場内には常にライブで音楽が響いていました。どうやらカジヒデキさんとかが来ていたもよう。
ほかにも、パントマイムのお兄さんの周りには、通りがかりの子供や学生グループが足を止めたり。
屋台形式のドーナツやさんでは、クイーンオブハートのドーナツ、みたいなアリス的ネーミングで心をときめかせてくれたり、ピザ、パスタ、スープなど、クラフトビールを飲みながら小腹を満たしてくれそうなお料理もいろいろ。
さらに、オーナメントや活版印刷など、手作りを体験できるワークショップもあって、小さな子が何やら挑戦していました。
というわけで、本日のお持ち帰り
海洋堂さんのアリスフィギア!!原画アリスじゃないけどね。ハートの女王からジャバウォック?まで、たっくさんありました!
中でも一番美人だった……『鏡の国のアリス』のアリス女王をチョイス。色もいい感じ。
そしてもうひとつは、『グレイラビット』のクリスマスの絵本。
雪が雰囲気でかわいい!
たしか本国イギリスでは、ピーターラビットと同じくらい有名だったはず。何冊もいろんなお話があるなかで、この冬のディスプレイにもちょうどよいこちらを。表紙がボロボロなので、300円でした。とはいえ、中身はきれいで状態もgood!
子供の頃、作者アリソン・アトリーの『時の旅人』を読んで知ったんですが、アトリーって「U」からなんだー。
レトロなハンカチのすみみたいな枠もかわいい。
しかしよく考えたら、蚤の市って、値下げ交渉できるのかな??そこが醍醐味??とか、いまさら気づきつつ、楽しい休日でした。
帰りは商店街のお肉屋さんで、唐揚げを買って帰りましたとさ。
次回こそ、アクセを買いたいなあ!
ソリでひゅいーん!
と書きたくなってしまった絵。
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