年末も近づくと、豪華な鍋にもご縁があったりしますよね。中でもすきやきというのは、また格別の逸品です。大きな一枚肉で味わう、高級バージョンもあれば、ご家族でわいわいと薄切り肉を使っても、やはりすきやきは贅沢なイメージです。
今回は、そんなすきやきの”新バージョン”とは気づかずに作った「スパイシー肉鍋」なるものが、想像以上の「絶品すきやき」だったのでご紹介！
スパイシー肉鍋改め、スパイシーすきやき！
東急ストアのレシピ冊子に載っていたお料理を、お給料日前でもいけちゃう、ひき肉と厚揚げでアレンジしてみました。一度食べたら、やみつき間違いなしですよ！
スパイスは、カレーでおなじみのクミンを使います。
この鍋は、まずスパイスを調合しお肉とまぜてから、具材を鍋で加熱。割り下で煮込んだら、生たまごにつけていただくお料理です。手順は簡単なんですが、スパイスがグラム表記なので、「すぐにぱぱっと」イメージの方はそこだけお気を付けを。
なので、デジタル秤とスパイス用・割り下用に小さいボウルが２つあると便利かも。
さてスパイスとしては、クミン、白ゴマ、お好みで唐辛子の粉を使います。（本家は黒ゴマでした。）クミンはカレーに使われるのスパイスですが、カレー味にはなりません。ちゃんとすきやき味で、かつスパイシーになりますよ。
１００均で買えちゃうパウダータイプのクミンだと、ほぼ１本使います(笑)。でも、刺激はさほどないので、咳き込んだりもしませんからご安心を。
材料はこちら
２人分です。
＜スパイス＞
クミンシード １０ｇ（今回はパウダー）
すり白ごま １０～１５ｇ（本家は黒ゴマです）
塩 ３ｇ
ガーリックパウダー ５ｇ（今回は以下で代用。スライスにんにくでも可。）
※お好みで韓国唐辛子粉 １０～２０ｇ（今回はニンニク入りのものを使用）
＜割り下＞
三温糖（砂糖） ４０ｇ
酒 １００ｃｃ
みりん １００ｃｃ
醤油 １００ｃｃ
＜具材＞
白菜 大６枚
牛豚合挽き肉 ～２００ｇ位（本家は牛もも焼き肉用or切り落とし４００ｇ）
厚揚げ １枚（もしくは豆腐１丁）
卵 ひとり１個ずつ
その他ねぎ、きのこやピーマンもいけますよ。
①まずは具材を準備
白菜は縦半分に切ってザク切りに。
（ピーマンなら種を取って短冊切りに。きのこは石づきをとってほぐします。）
厚揚げは横にして1.5～２センチくらいの厚切りにします。
②スパイスを量ります。
スパイスを用意し、デジタル秤に小さいボウルをのせ、「０ｇ表示」にしましょう。
クミンを量ったら、そのまま再び０ｇ表示にして、どんどんスパイスを量り、全部を混ぜておきます。
③割り下を用意します。
別のボウルを秤に乗せて、三温糖、みりん、醤油を量りまぜておきます。三温糖が溶けなくても、全部入れるので平気ですよー。
④鍋で加熱します。
ひき肉にスパイスをまぶします。菜箸で適当な大きさにしつつ、表面にまぶすようなイメージで、簡単でいいです。
鍋にオリーブ油を適量入れ、温まったらお肉を投入。スパイスも全部入れます。焦がさないように少し炒めたら、白菜の芯から順に、厚揚げ、その他具材を入れて、割り下を加えて煮込みます。
⑤できあがり！生たまごをつけて召し上がれ♪
味見をして、甘ければ醤油で調整し、全体に火が通れば完成です。
各自、器にといた生たまごをつけながら召し上がれ。
ごはん（玄米です）が何杯でもいけてしまう！これはやばいぞ。
今回はひき肉のため、安く仕上がり、でも味はばっちり！ただ、お肉が底にいらっしゃるため、ちゃんとすくって食べました(笑)。肉団子にしてもいいかも！
また、豆腐でなく厚揚げにしたので、味のからみ具合も抜群でした。
これは、鍋パにかなりおすすめ！
なんとも言えない新感覚なスパイス風味が、ほんとにやみつきになるおいしさです！スパイスが焼いてあるので、苦手な方でも食べやすくなるんだとか。たしかに、悪目立ちせずしっくりなじんでいます。
というわけで、このスパイシーすき焼き、体育会系男性や、がっつり女子会はもちろん、ヘルシーにするなら、ちゃんと牛肉とお豆腐とこんにゃくお野菜満載がおすすめ！
唐辛子粉を抜きにすれば、お子さんにもとても喜ばれる、老若男女、みんなが好きな味だと思いますよー！
翌日のお楽しみ♪
スープが残ったら、翌日うどんを入れたり、ネギと溶き卵を加えて丼風にしても。
こちらはスパイシーすきやき丼。家族に絶賛されました！おいしかったあ。
ちなみに本家の肉鍋写真はこちら。
うーん、魅惑の肉肉しさですね。
このお味、ぜひ一度おためし下さい！
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