簡単で美味しい味噌汁の作り方

調味料は味噌だけの、誰でも簡単に作れる旨い味噌汁の作り方をご紹介します。味噌は栄養豊富で毎日食べたいものだから、習慣になるようなシンプルな作り方が良いと考えています。なるべく安く、具沢山が好きです。

早速基本レシピのご紹介

【 材料 】
水・・・800ml~1ℓ(具材の量で調節してください)
味噌・・・味をみながら量を調節してください。
・具材
絹ごし豆腐 一丁
他、好きな具材3~4品程度(後でおすすめを書きます)

以上が基本の材料になります。次の作り方の後に美味しさのポイントがありますので、そこまで是非ご覧ください。

作り方

①好みの具材3~4品程度を好きなサイズに切る
②絹ごし豆腐はまな板の上で好みの大きさに切り、入ってたパックに戻しておく
③鍋に水800ml~1ℓと長ネギ、豆腐以外の具材を入れて中火~強火で煮立たせる
④具材にもよりますが10分程度グツグツと煮ます(ニンジン等の硬い具材が好みの食感になったらOK)。
⑤一番弱火にして味見しながら味噌を入れて味を決める。
⑥味が決まったら切っていた豆腐を入れる
⑦弱火のまま豆腐が温まった感じがしたら完成です。

具材をグツグツと煮ている途中の写真
切った豆腐をパックに戻した写真

美味しさのポイントはまず味噌

「出汁も入れずにそんな味噌汁が旨いワケないじゃん」と思うかもしれませんが、最も大事なポイントは『めっちゃ旨い味噌』を使う事です。私のおススメは

この秋田県の小玉醸造が造る『元祖秋田味噌』です。いわゆる”熟練職人が造るホンモノの味噌”というやつです。見た目が黒っぽいですがしょっぱい訳ではなく、熟成によりまろやかで大変美味しい味噌です。一度食べてみると「今までの味噌は何だったんだ?」となるはずです。
なので、出汁は野菜をグツグツ煮てそれで充分。そこにこの味噌を加えると、味噌の旨さをそのまま味わえるし、具材とも絡んで野菜がどんどん食べられます。確かに色々な出汁の素を入れれば味が複雑になるかもしれませんが『美味しい味噌の味を味わう』のですから味を複雑にする必要はありません。

具材について

私は豆腐が必須で他の具材(主に野菜)を3~4品一緒に煮込んでいるので、かなり具沢山の味噌汁、というよりはほぼ味噌鍋になりますが、1回作るコストは上記のホンモノの味噌を使っても500~700円前後、1人で食べるなら少なくとも3食分位は出来るのでコストパフォーマンスも良いです。豆腐が絶対に必要というわけではないので、お好みの具材を使ってください。肉や魚介類を入れると更に鍋感がアップして満足度も上がりますが、その分コストも掛かります・・(泣)

ある日の味噌汁の写真①
(長ネギ、豆腐、ニンジン、じゃがいも、ぶなしめじ、ほうれん草、元祖秋田味噌)
ある日の味噌汁の写真②
(長ネギ、豆腐、ニンジン、じゃがいも、ぶなしめじ、牡蠣、ベビーほたて、元祖秋田味噌)

入れて美味しかったおススメの具材・調味料

1回使用する分の大体の分量も・・・
・ニンジン(半分~1本/1ミリ位の薄切りにして最初から一緒に茹でます)
・ぶなしめじ(半パック/最初から一緒に茹でます。)
・えのき(半袋/最初から一緒に茹でます。)
・ほうれん草(3~4束/切って茹でてる最後の方に入れます、一番下の根っこもOK、入れるなら水でよく洗って最初に)
・こんにゃく(約半分/5ミリ幅位に薄く切って一緒に茹でます。ボリュームが増します)
・じゃがいも(1~2個/小さめの一口サイズに切って最初から一緒に茹でます。味噌が染み込んで旨いです。)
・レンコン(5~10センチ位/5ミリ幅くらいの食べやすい大きさで。じっくり煮ても食感がしっかり残っていて美味しいです。但し価格は高めです。)
・たまねぎ(4分の1程度/1ミリ位の薄切りにして入れるのが好きです。)
・鶏もも肉(1枚300グラム程度/一口サイズに切って野菜を煮ている最後の方に入れます。肉なのでやっぱり旨いです。)
・里いも(1~2個/切って最初から一緒に茹でます。グニャっとした独特の食感が良い感じです。)
・大根(4分の1位をいちょう切りで/安い、多い、旨いでナイスな具材です。)
・牡蠣(1パック/牡蠣の出汁が味噌とマッチして最高です。高いけど・・)
・ベビーほたて(1パック10個位/独特の食感が噛み応えがあり美味しいです。牡蠣より安い。)
・すりごま(お椀に味噌汁を移してからお好みで/ゴマの香ばしい風味が加わり栄養面もバッチリ。)
・オイスターソース(小さじ1程度/入れるとひと味変わります。味噌もいつもより気持ち少な目で良いと思います)
・豆板醤(分量はお好みで/入れると美味しいチゲ鍋風味に!辛いのが好きな方に特におすすめ)
・ショウガ(薄切りの1センチ角ぐらいをお好みで/煮込んでもカリッとした食感と独特の風味が残っていておススメ。みじん切りではなく大きめで。)
・ゆでたまご(お好みで/もはやおでん!ゆで卵を作るのが面倒ですが満足度アップ間違いなし)

入れてイマイチだった具材

・ナス(好きな人も多い。が食感がイマイチ・・焼いたりするのは手間)
・小松菜(ほうれん草の方が味があり食感も良い)
・ピーマン(茹でると食感が無くなり微妙)

試してみたい具材・調味料

・油揚げ
・さつまいも
・まいたけ
・わかめ
・シラタキ

ある日の味噌汁の写真③
(長ネギ、豆腐、ぶなしめじ、じゃがいも、だいこん、ゆでたまご、元祖秋田味噌)

日本人にとっての味噌汁

このブログは私が十年近く前から色々な事を書き始め、その中にはダイエット記事もあり”ヨーグルトダイエット”とか”一日一食ダイエット”とか”36時間断食レポート”とか今見返すと懐かしくも笑えるものもあるのですが、ヨーグルトダイエットの記事で2年ぶりに追記した部分を以下に載せておきます。

ヨーグルトやオリーブオイルなどの食品がダイエットに効果的というのはまあその通りなのかもしれませんが、日本人の体質にピッタリ合っているかというとそんな事は無いと思いますし、摂取を続けるのも難しいです(私がヨーグルトを止めてしまったように)。何が言いたいかというと、その国々で昔から日常的に食べられている健康に良さそうなものは”その国の人にとっては”最も体に良いのでは?と感じています。ヨーグルトはトルコやブルガリア、オリーブオイルならギリシャとかイタリアとか・・・私は牛乳も嫌いで一切飲まないし、良質のオリーブオイルの香りを嗅いでも、本場の人のように「う~ん素晴らしいわね~」というような感じ方ができません。正直に言うと「青臭いな」としか思いません。それぞれの国に食の歴史があって今に至るわけですから、体質が違って当たり前、海に囲まれた日本なんてかなり特殊では無いでしょうか?その日本人がヨーグルトやオリーブオイルの栄養を100%効果的に摂取出来る体質なのか疑問です。

では、日本人の体質にピッタリの、日本の歴史のある健康に良さそうな食品となると、色々思い浮かぶと思いますが、私は発酵調味料である『味噌』こそが日本の伝統ある健康食品だという結論になり、10日ほど前からちょっといい天然味噌を使って毎日具沢山の味噌汁を作り、玄米と一緒に食べています。

まあつまり、日本人なんだから日本人がずっと食べてきた、日本人の体質に合う良い物を食べ続けよう。というだけの事です。味噌は日本が誇る伝統食品ですが、ギリシャ人やトルコ人が『味噌は健康にいいらしいぞ~!』と、今日からいきなり毎日味噌汁を食べて本当に健康になるでしょうか?「しょっぱい!こんなの毎日無理!」となる可能性も大いにあります。オリーブオイルを飲みものにする歴史がある国の人は、その歴史が今に続く体質がある訳で、簡単に真似してはいけない気がするのです。なので私は最近、味噌や玄米といった日本古来のおいしさを楽しみ、体調の良さも実感しています。他にも納豆や梅干し、海藻など気になるものはありますが、今は具沢山の美味しい味噌汁と玄米が好きです。皆様も是非美味しい味噌だけの味噌汁を味わってみてください。

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