こんにちは、nomiです。ここでは僕が最近飲み始めた国産ワイン、日本ワインをご紹介しています。
今やコンビニではチリ産のワインが500円で買える時代です。日本のワインは安くてもおおよそ1,500円位で、手が出しづらいのではないでしょうか。しかも、ワインというとフランス等ヨーロッパが本場という感覚もあり「どうせ1500円出すならフランス産の方が良いだろう。なんたって本場だし」という気持ちもあります。
だから国産ワインを買う事を、少なからず『ギャンブル』と思っている方の背中を押すために、自分で買ってレポートしたいと思います。なるべく手頃な価格の物から試しています。日本ワインは旨い!
勝沼醸造株式会社
場所:山梨県
HP:http://www.katsunuma-winery.com/
アルガーノ クラン
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーA
種類:赤 / 詮:コルク
価格:1,800円(税抜き)
〇香りはスパイシーながら程よく、味わいはしっとりとした厚みとコクがあり、飲みやすいですが後味に僅かに苦みがあり、ザ・ミディアムボディという感じです。たまたまその時の食事がハンバーグでしたがとても相性が良いと感じ、特にスパイスの効いた肉料理全般に合うのではないでしょうか。
高畠ワイン株式会社
場所:山形県
HP:http://www.takahata-winery.jp/index.asp
高畠クラシック メルロー&カベルネ
品種:高畠町産メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン使用
種類:赤 / 詮:コルク
価格:1,619円(税抜き)
〇樽貯蔵しているようで、木香があり味わいにも樽由来と思われる渋さがあります。この渋さが口に長~く残りますので、そこが好みの別れ目かと思います。ただ、伝わるか分かりませんがその渋さに嫌味が無く、優しい感じがあります。チーズなど、濃い目のおつまみに合うと思います。ラベルの表記は”ミディアムボディ”
高畠シャルドネ クラシック
品種:高畠町産シャルドネ使用
種類:白 / 詮:コルク
価格:1,524円(税抜き)
〇グレープフルーツの様な酸味を感じる柑橘系の香りが印象的です。味わいも酸が効いており、余韻もありますがそこに少し苦みを感じ、この点が好みが分かれる所かと思います。ちなみに、焼き鳥をつまみに飲みましたが、塩よりタレが断然合っていて、タレの油が喉に残っている所に、この酸の効いたワインが洗い流す様に機能することで、(個人的にはネックである)余韻の”苦み”が”苦旨”になるのです。ワインと料理の相性を語れる程深い知識はありませんが、実体験ならいくらでも話せます。ぜひ塩とタレで試してみて下さい。
リースリング・フォルテ
品種:山形県産リースリング・フォルテ使用
種類:白 / 詮:コルク
価格:1,524円(税抜き)
〇どうにも香りと味わいを文章にするのが難しく、悩みながら飲んでいるうちに瓶が空になりそうに・・・凝縮感がありながら清涼感もある香りと、酸味の効いたフレッシュな味わいが特徴、と思うのですが、伝わらないですね。嫁はずっと「美味しい美味しい」と言っていました。
安心院葡萄酒工房
場所:大分県
HP:http://www.ajimu-winery.co.jp/
安心院ワイン 赤 リザーブ
品種:大分県安心院産 マスカット ベリーA ほか
種類:赤 / 詮:コルク
価格:1,580円(税抜き)
〇”安心院”と書いて”あじむ”と読みます。”あんしんいん”ではありませんので注意。イチゴのようなやや甘い香りで、何とな~くですが、お蕎麦のような感じも。味は旨味があり、苦みやえぐみがほとんど無く大変飲みやすく美味しいです。スイスイ飲み続け、気づいたら2時間くらいで空っぽになりました。ボディの記載がありませんが、色も薄めでスッキリな感じなので多分ライトボディだと思います。おススメ。
安心院ワイン 白 リザーブ
品種:大分県安心院産ぶどう100%
種類:白 / 詮:コルク
価格:1,580円(税抜き)
〇香り、味わい共に非常に調和が取れていて美味しいです。あえて特徴を挙げてみると、香りと味にほんの微かに和風の出汁のような感じがあり、少し懐かしい感じがしました。また、酸度も低く飲みやすいため、日本白ワインの最初の一本に最適かと思います。ぜひお試しください。
安心院ワイン 赤 マスカットベリーA
品種:マスカット ベリーA (安心院産100%)
種類:赤 / 詮:スクリューキャップ
価格:1,290円(税抜き)
〇ステンレスタンク発酵のやや甘口ワインです。やはり酸味は控えめで、葡萄ジュース感覚でぐいぐい飲み続けられます。その証拠に、夜に飲み始めて、いつの間にか寝ていて、朝起きて瓶を見てみると、綺麗にカラッポになってました。
小布施ワイナリー
場所:長野県
HP:http://www.obusewinery.com/
Chabudai wine 樽熟成 赤
品種:小布施産アリカント主体/上高井産カベルネメルロ31%/長野産ブラッククィーン23%
種類:赤 / 詮:コルク
価格:1,430円(税抜き)
〇小布施ワイナリーの通称”ちゃぶ台”。裏ラベルに小さい字でビッシリと説明がありますが、要はみんなで気軽に楽しんで欲しいと、そういうワインとの事です。小布施ワインの中では最もリーズナブルな一本。樽熟成とありますが、決して味が渋すぎるわけでは無く、ほのかなアクセントとして効いており旨いです。このページでご紹介している他のワインと比べると、酸味が効いていて後口にほのかな苦みが残るのが特徴でしょうか。嫁曰く「不思議なワイン」
ノンボワゼ
品種:シャルドネ
種類:白 / 詮:コルク
価格:1,900円(税抜き)
〇裏の説明文によると”ノンボワゼ”とは”樽熟成による香りが無い”との事らしく、樽の香りや渋さが苦手?の自分にとっては相性の良いワインと思い買ってみました。結果、非常に飲みやすく、殆ど葡萄ジュースのようにガブガブと飲んでしまいました。同じく裏の説明にある『ノンボワゼは炎天下のワイン畑仕事で疲れた身体に沁み入る』という文面にとても共感を抱き、仕事終わりの老体(自分の事です)に沁み込む、優しい酸味が印象的でした。
アンサンク メルロ 2013
品種:メルロ
種類:赤 / 詮:コルク
価格:2,000円(税抜き)
〇不思議な香り…でもピンと来ました!これは、以前何かのワインの本に載っていた『猫のおしっこ』の香りだと。嫁にも確認したら『そんな感じがする』と言ってました。でも別に嫌な感じではなく、酸味と樽感も程よくスイスイ飲めました。
クロ ド カクトー シャルドネ 2015
品種:シャルドネ
種類:白 / 詮:コルク
価格:2,500円(税抜き)
〇小布施ワイナリーの栽培した葡萄ではなく、隣接しているドメーヌ・カクトー(角藤農園)が栽培した葡萄で造られたワインです。裏面の説明によると、同じ土壌、気候環境なのに、出来上がるワインは小布施ワインと個性が違うという事で、農業と醸造の神秘を感じます。飲んでみると、どうだろう…今まで飲んできた小布施ワインに比べ、酸味が優しく甘みが少しあるように感じます。
E1 スパークリングワイン ロゼ
品種:長野県上高井産シャルドネ&ソーヴィニヨンブラン&アリカント&メルロなど
種類:スパークロゼ / 詮:コルク / 味わい:やや甘口
ヴィンテージ:2013
価格:3,000円(税抜き)
〇小布施ワイナリーのスパークリングワイン『E1』です。裏面の説明によると、E1に特に意味は無いそうです。正直スパークリングワインは飲み慣れていないというか、口にする機会が少ないので3000円はかなり悩んでの投資…と、思いきや、誕生日のお祝いという事で奢っていただきました。綺麗なルビー色がセレブ感満載で、飲み込む時の葡萄の風味が心地よく、甘口ながら後味は切れが良いという感じです。比較対象がありませんがとても美味しいです。
マルス山梨ワイナリー
場所:山梨県
HP:https://www.hombo.co.jp/company/kura/yamanashi.html
御坂 マスカット・ベリーA
品種:御坂地区産マスカット・ベリーA/御坂地区産アリカント
種類:赤 / 詮:コルク
価格:1,450円(税抜き)
〇最初にグルングルン回して香りを分析してみましたが、良く分かりませんでした。何となく、黒い野イチゴのような感じがするな、と思いHPの商品説明を見てみると『複雑な黒系果実の香りが重なった印象』とあり、”黒”繋がりで少しは鼻が鍛えられたかな?と嬉しくなりました。味は、最初に酸味を強く感じ、その後に旨味、飲み込むときは引っ掛かりが無く滑らかだけど、終始酸味に覆われているという印象です。酸味が強い割に飲みやすいので、洗い流すという意味で食中酒に良いと思います。
熊本ワイン株式会社
場所:熊本県
HP:http://www.kumamotowine.co.jp/
マスカットベリーA ライトタイプ
品種:国産ぶどう100%
種類:赤 / 詮:スクリューキャップ
価格:1,429円(税抜き)
〇穏やかな香りで、味わいもバランスが良く旨いです。酸度が低く、飲み込んだ後も渋みが殆どなくスイスイ飲めます。少し冷やして飲みましたが、旨味もあり楽しめたのでおススメです。どうやら酸味の強い赤は自分には合わないようで、日本酒でも酸味が苦手という方には、『このワインなら自信をもって薦められる』と感じました。
デラウェア
品種:デラウェア
種類:白 / 詮:スクリューキャップ
価格:1,429円(税抜き)
〇デラウェアとは品種名で、食用としても売られているので、名前を聞いた事がある方は多いと思います。上記のマスカットベリーAと同じく加熱処理していない生詰めワインです。色は黄金色で、香りは葡萄ジュースの様な濃厚さを感じ、味わいは葡萄を丸かじりしたような瑞々しさがあります。フルーティそのもので酸味はそれほど感じず、美味しいです。おつまみ無くても飲めるタイプ。ちなみにラベル表記は辛口。熊本ワイン、いいですね~。
中央葡萄酒
場所:山梨県
グレイス甲州
品種:甲州種
種類:白 / 詮:スクリューキャップ
価格:2,500円(税抜き)
〇香り、味わい共に輪郭のハッキリとした白ワインで美味しいです。”甲州”は山梨県固有の白ブドウ品種ですが、その素材の良さを全部出し切っている印象があり、特徴としては味わいにミネラル感がたっぷりで、辛口の中にもしっかりとした旨味が感じられる魅力的な一本です。
セレナ 甲州
品種:甲州種
種類:白 / 詮:スクリューキャップ
価格:1,500円(税抜き)
〇上のグレイス甲州より少しあっさりした感じですが、全体のバランスがよく美味しいです。コスパも良いお得なワインだと思います。30分くらいで空っぽに・・・
ココ・ファームワイナリー
場所:栃木県
いまここ 赤
品種:日本の葡萄100%
種類:赤 / 詮:コルク
価格:2,000円(税抜き)
〇あの”みつお”氏がラベルを書いている”いまここ”の赤です。でも正直、酸味が強すぎてイマイチでした。しばらく空気に触れさせておくと、少し柔らかい印象になりますが、それでも酸味が際立っていたので、酸っぱいのが好きな方には良いと思います。
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