世の中には趣味のレベルというものがありまして・・・
例えば車、洋服、靴、ステレオ、最近ではソーシャルゲームの課金など
傍から見ると「私ならありえないぃぃ」ってくらい大金を注ぎ込んでいるマニアが居ます。
でも本人のお金だからどう使おうと勝手ですし、そこまで情熱を傾けられる
趣味があることは結構羨ましかったりします。
酒の世界も同様で、趣味のレベルと呼べるような高価なお酒がたくさんありますので、ここでは日本酒に絞って少しご紹介いたします。
しかしながら「高い＝旨い」とは限らないのでご注意ください。
あ、でも、私もよ～く考えたら、自分の年収を円グラフにしたら、出費は酒が7割位を占めるのですが、ちっとも「羨ましいでしょう？」とは思いませんね。
高級日本酒の世界
高級のお値段の基準は
・四号瓶(720ML)で10,000円以上
・一升瓶(1,8L)で20,000円以上
です。贈り物に如何？
●醸造元：菊姫合資会社
菊理媛 1.8L
50,000円
菊姫 黒吟 1.8L
30,000円
菊姫 吟 1.8L
20,000円
菊姫 黒吟 720ml
15,000円
菊姫 吟 720ml
10,000円
●醸造元：株式会社本田商店
龍力 米のささやき 秋津 1.8L
30,000円
●醸造元：旭酒造
獺祭 磨き その先へ 720ml
30,000円
●醸造元：黒龍酒造
黒龍 石田屋 720ml
10,000円
黒龍 二左衛門 720ml
10,000円
※随時追加予定
と、ちょっと調べて書き出してみましたが、
菊理媛高ぇ。1,8Lで50,000円ですよ！五万円。1万円札５枚です。
ちなみに菊理媛は「くくりひめ」と読み、この名前はなんだか素敵だと思います。
が、正に趣味のレベルです。もしかして日本で一番高いかも。
ちなみに東京だと渋谷の東急フードショーでも売られてました。
しかし売れとるんだろか・・・菊姫は他にも高価格帯商品がわんさかあり、独壇場みたいになってしまいました。ちなみに私は菊姫は、もう少しランクの低いものを飲んだ事がありますが、あまり好みではありませんでした。
秋津「米のささやき」は高級日本酒としての知名度があるみたいで、
一升瓶で30,000円です。もちろん飲んだことはありませんが。
僕も米のささやきとやらが聴いてみたいです。
そしてそして、日本酒といったら？・・・のもはや一角を成す「獺祭」から
新商品「獺祭 磨き その先へ」の登場！(2012/11/01に蔵元HPにて)
これまでの最高酒「磨き二割三分 遠心分離」を超える品質を目指したそうで、はせがわ酒店さんのＨＰから通販も出来ます。
720mlで30,000円は菊姫を超える価格となり、一合(180ML)あたり7,500円となります。
一合瓶でも購入を躊躇する価格です。果たしてお味は？
黒龍の石田屋は私が唯一飲んだことのある高級酒です。
存在感ありすぎる箱は
「オイラ高級だから、他とは違うから」とまるで酒の箱が話しかけてくるようなオーラを感じました。
味は、かなり昔のことなので忘れてしまいましたが、グラス一杯3,000円くらいでした。
味と値段
最初にもの述べたように、酒は味と価格はそんなに比例しないと思います。日本酒やワイン等の醸造酒は特にその傾向が強い気がします。
その蔵の「酒質」が好みの場合、ランクの低い本醸造クラス等の商品であっても旨いと感じて満足するし、逆に嫌いな酒質の高価格帯商品を飲んでも、美味しくないので損した気分になります。
自分が好きなタイプの酒質の日本酒は、初亀、磯自慢、伯楽星、開運、十四代などがありますが、これらのお酒はどれも、下のランクの商品も絶品の味わいです。
いきなり高い商品に手を出して失敗するより、手ごろな価格で色々飲んでみて、気に入ったお酒を造られるお蔵さんの、ランクの高い商品を試してみるのがお財布にも優しい楽しみ方だと思います。
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