川崎市多摩区にある創業100年を超える酒屋”にしやま不老門酒舗”さんのご紹介です。お店の名前がなんとなく怪しいですが、中は良い意味でもっと怪しいです。夜はBarにもなります。
にしやま不老門酒舗 さんの情報
HP:http://www.furoumon.com/index.html
営業時間:[平日] 10時~23時 [土曜] 10時~22時
定休日:日曜日
最寄り駅:JR南武線 稲田堤駅前 / 京王線 京王稲田堤駅 徒歩4分
住所:川崎市多摩区菅1-1-1 不老門ビル1F
にしやま不老門酒舗 さん訪問レポート
駅徒歩30秒の酒屋さん
最初からこちらのお店が目当てで行った訳ではなく、当初は京王線の京王稲田堤からJR南部線の稲田堤駅に乗り換えて、二子玉川のはせがわ酒店さんを目指していました。
ところが、JR南武線の稲田堤駅のすぐ隣、やたら影の多い路地に『不老門酒舗』と書かれた怪しい看板を発見し、看板の前まで行くとちっちゃい貼り紙で”○○入荷!”と、これまた小さい字で書いてあり、中をのぞいてみると暗かったので、やってないのかと思い一旦稲田堤駅に戻ったのですが、何となく気になるというか、怪しい雰囲気は嫌いではないというか・・・そういう気持ちで引き返してドアをスライドすると普通に開いたので、中に入ってみたのです。
酒屋 兼 Barのミステリアスな雰囲気
中に入ると店主らしき方(店主でした)がいたので軽く挨拶して商品を見てみると・・・
う~~ん、少ない!酒屋さんとは思えない品数の少なさです。
日本酒が何種類かと、クラフトビールがある位で、後は特に・・・
と、思っていると店主が声を掛けてくださり、僕が見ていた「澤屋まつもと」をおススメしてくれたのですが、ここで店主から衝撃発言が!
「それ書いたの俺なんだよ」
「え?この”まつもと”を書いたんですか!?」
「20年前にコンセプトを提案して、字も書いた」
「当時はひらがなのラベルなんてそうないから、目立つでしょってことで」
「でもこんなに人気が出るとは思わなかった」
そうです。いま地酒屋さんで目にしないことは無いほど大人気の京都の地酒「澤屋まつもと」は、この酒屋の店主が産みの親だったのです!ラベルに書かれた”まつもと”の字は、まさにこの方の手によって書かれていた!そんな方を目の前に・・・
当然テンションが上がった僕は、思わず一升瓶を2本も買ってしまい、その後店主さんにお店の歴史など色々なお話しを聞かせていただきました。
不老門酒舗さんはこの地で100年以上続く酒屋さんで、店主で4代目。現在は好きな商品だけ並べた小売りと、店内に併設されているBarで一杯飲み屋をやられているとの事。フェイスブックもやってます。
他にも人生相談含め色々なお話しを伺い楽しいひとときでした。この続きは是非Barの時に伺いたいと思い、店を後にしました。
それにしても、自分の「なんとなく気になる」という気持ちが、店主も言っておられましたが「何かの縁」ということで、こうして新しい出会いになるのはとても清々しい嬉しい気持ちになります。
日本酒の酒屋さんとして見れば品揃えが非常に少ないのでそこまでおススメしませんが、飲み屋さんとしてはマスターが魅力的なのでおススメです。テーブルや壁に色々なウィスキーとか洋酒が置いてあったし。それと「澤屋まつもと」は産みの親の効果でおそらくいつでも買えると思いますので、ファンの方にはありがたいです。
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