狛江で美味しい日本酒が手に入る”籠屋 秋元酒店”さんのご紹介です。2階建ての趣のある建物で、常にお客さんが絶えない、多くの銘柄を取り扱っている人気の酒屋さんです。2階部分の日本酒専門フロアは必見です。
籠屋 秋元酒店さんの情報
HP:http://www.kago-ya.net/
営業時間:月~金 9時~20時 日・祝 10時~20時
定休日:月曜日
最寄り駅:小田急線 和泉多摩川
住所:東京都狛江市駒井町3-34-3
自転車で多摩川沿いをのんびりと
我が家のある調布から、多摩川沿いを自転車で下り、籠屋 秋元酒店さんを目指します。河原で部活動や散歩、何かの撮影をしている団体などをのんびり眺めながら向かいますが、まさか私が酒を買うためだけに狛江を目指しているとは誰も思わないでしょう。
お店は白壁の立派な建物で、少し入り組んだ所にあるのですが、隣にセブンイレブンがあるので目印にしてください。
本当はGoogleのストリートビューの写真を載せたかったのですが、お店の正面の部分だけがうまいこと見れなかったので、もし更新されたら掲載しようと思います。
ちなみに、多摩川を逆に上流の方に行けば、以前訪れた”小山商店”さんに行く事が出来ます。
籠屋 秋元酒店さん訪問レポート
店内は落ち着いた雰囲気ですが、1階はお客さんも多く、活気があります。ただ、私的にはこちらのお店のポイントは、2階にある日本酒専用フロアで、入り口のすぐ左側にある階段から行けるのですが、40~50畳はあろうかというワンフロアに、各地の地酒が壁際に所狭しと並べられています。一部商品は冷蔵庫に陳列されていますが、フロア自体の室温も低く抑えられていて、品質にも配慮した気遣いが良いと思いました。
また、徳利などの酒器や日本酒関連の書籍、前掛けなども販売されています。
間違いなく珍しい一品を購入
今回購入したのは『杉勇 特別純米 生もと生原酒 21BY』と酒粕です。
何が珍しいって、21BY(BY=Brewery Year=酒造年度)という事は、平成21年の7月~22年の6月までに造られたお酒と言うことで、今が平成28年の2月なので、大体6年古酒という事になりますが、ただの古酒ではなく、生酒(なましゅ/なまざけ)であるという点がポイントです。
この古酒が、同商品の新酒と同じ価格である2,500円で売られているので思わず買ってしまいました。
注いでみると・・・
生酒の古酒では以前、『まんさくの花 純米吟醸 生』の3年古酒を飲みましたが、少しカラメルのような香りが気になりました。人によっては、ウィスキーみたい!と好まれる香りのようですが、個人的にはあまり好きではありません。それならウィスキーを・・・
それを踏まえて今回の『杉勇 特別純米 生原酒』6年古酒ですが、カラメル臭は多少あるものの、かなり抑えられていて、味わいもまろやかながら後味がすっきりしていて、とても飲みやすいタイプのお酒で旨かったです。生もと仕込みということで、それだけが要因では無いと思いますが、酸度がやや高めの表記(1.8)でしたが、熟成の成せる技なのか、酸味は全く気にならず、バランスが取れています。とても6年前の生酒だとは、言われなければ分からないでしょう。生酒の熟成、やっぱり奥が深いです。
豊富なラインナップが魅力です
籠屋 秋元酒店さんは上記のような珍しい商品もありますが、普段飲めるタイプのお酒も豊富に揃えられていて、而今(じこん)や飛露喜といった、入手困難な銘柄の抽選販売もありますので、日本酒好きな方には自信を持っておススメできる店舗です。
秋元酒店さんで購入したその他の商品
●東京で日本酒を扱っているおススメの酒屋さん、居酒屋さんをマップにまとめています。あなたの家の近くにもおススメの酒屋さんがあったら教えてくださいね。
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